メリット デメリット
以前に書いていた低炭水化物ダイエットについて。
砂糖などの糖質、米などの炭水化物を極力食べない。
脂質やカロリーの制限はない。
これが低炭水化物ダイエット。
糖質や炭水化物の摂取を抑えることで、血糖値が上がりにくくなり、血糖値を抑えるインスリンの分泌も抑えらる。これによって、糖質が脂肪に取り込まれにくくなる。
脂肪量が減り、太りにくくなる。
こう言われています。
しかし炭水化物の摂取を抑えることによって…………
たんぱく質や脂質の低糖の食事が中心だと、血糖値がなかなか上がらず、満腹中枢を刺激することができないので満腹感を感じにくくなります。
空腹感に襲われることが多いというデメリット。
お腹が減って、熟睡ができず寝不足による眠気が生じるというデメリット。
そして、疲労感。
『身体にチカラが入らない』『頭がボーッとする』『疲れがとれない』、このような症状の原因は、エネルギー不足が考えられます。
炭水化物は栄養素の中で最も使いやすいエネルギー源です。
そのエネルギー源を制限しているということは身体にチカラが入りにくくなるのもそのとーり。
炭水化物ではなくても、
たんぱく質や脂質を分解し、エネルギーを作ることができますが、変換されるまでに時間がかかり、活動するためのエネルギーとしては物足りないということが多いようです。
脳に栄養がいきにくく、低血糖の状態が続くと、
体温の低下につながり、免疫力低下の原因にもつながります。
以上のようなデメリットもあります。
短期間で行うのであれば、食事内容を考えて行うのが良いのかも。
それよりも、
精製されたもの。
白米やパン、パスタや白砂糖をチョイスするのではなく、
玄米や全粒粉のパン、全粒粉のパスタや日本そば、黒砂糖や甜菜糖など、未精製であり、より食物繊維を含んでいるものをチョイスすること。
血糖値の上昇の仕方やデトックス効果が大きく違うので、
ダイエット方法も含め、食べるものをチョイスしなければ根本からのキレイを手に入れることが難しいと思います。
アメリカの「低炭水化物ダイエット」がなぜ流行ったのか?
アメリカの “ 食 ” の背景は?
そこも考える必要がありそうだ。
『 健全なる体を心掛ける者は完全なる排泄を心掛けねばならない 』
ヒポクラテスのことば