SUPER SIZE ME
最近見たドキュメンタリー映画のひとつ。
2004年に公開されたアメリカのドキュメンタリー映画です。
監督が出演、自身が実験体に、「モーガン・スパーロック氏」です。
30日間、1日3回、マクドナルドのファーストフードだけを食べ続けるとどう変化するのか記録したドキュメンタリーとなっております。
アメリカは約1億人が肥満または過体重だそうです。
成人全体の60%に当たるそうです。
80年代に比べ2002年では、
肥満または過体重の総数が2倍
子供の肥満または過体重も2倍
青年では3倍になるそうです。
マクドナルドは100カ国以上3万店以上のお店があり、
1日に4600万人以上のお客さんが食べているようです。
ものすごい利用者の数にびっくりしました!!
今回の実験には、
3人の医師(内科・心臓病科・胃腸病科)の協力を得て、健康診断を実験前・中・後と計測してもらっています。
モーガンは、
小さい頃は、お母さんの手料理を!
今はベジタリン彼女の手料理を!
そんな食生活を送っていたのをガラリと一変させます。
1日に3回マクドナルド商品を食べる!
マクドナルドメニュー以外の食べ物は食べない!
注文するとき、店員に「スーパーサイズ(特大)」を勧められたら断らない!
平均的なアメリカ人の1日の歩行距離に合わせる!
以上のようなルールを決め実施。
初めて数日間は、
腹痛や嘔吐、胃の調子が悪くなったりと身体に異変が生じました。
半ばには「マック中毒」に!!
マックを食べると気分が高揚するのですが、食べないときはうつ状態のようになることもありました。倦怠感や頭痛が起きるようにもなり、情緒不安定でした。
21日目には肝機能が危険数値を示し、「脂肪肝になり始めている」と医師から伝えられ、今すぐにでもやめるように言われましたが、実験続行。
実験終了後、
実験前:体重84kg 体脂肪11% 体格指数23.7(標準)
実験後:体重95kg 体脂肪18% 体格指数27(標準以上)
・コレステロール値60ポイントアップ↑
・心臓病・心不全の危険は2倍
(心臓・肝臓の血液に悪影響)
・1か月で5kgの脂肪を摂取
・1か月で13kgの砂糖を摂取
・スーパーサイズの注文回数は9回
医師3人は、モーガンの体調変化に驚き。
僕も驚きでした。
ハンバーガー1つの値段が「野菜1つ」より安く買える。
なんでも食べすぎは良くないと思いますが、アメリカの現実、食生活、日本ではどうなのか・・・考えさせてくれるドキュメンタリーでもありました。
お金を払って食べるのも食べないも、買う人が決めること!
そのときのメリット・デメリットを考えるのも自由!
たまにならばいいのかもしれませんが、
身体が成長していない子供には食べさせたくないなーと思いました。
子供の食事管理を握っているのは、親・学校が大半を占めていると思います。
何かをきっかけに少しでも考えていただけたらと思います。
ぜひ気になった方は見てみてください。
次回は、
『ジェイミー・オリヴァーの給食革命!』
では(^.^)/~~~